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How To Throat-Sing
"Hidden" STEP:練習場所のヒント
 
English page
 ここでは特別に、throat- singing を練習する場所についてのいくつかの
ヒントをご紹介します。
(このペーヂは、本会にe-mailを下さった
小羽田拓次さん
への返事に加筆したものです。)
 Throat-singing が倍音を共鳴させることを基本
過程とする奏法であることから、ドローンに高周波
成分をたくさん混ぜてやる(つまり喉を極度に緊張
させる)ことが重要なのは、これまで述べた通りです。
 しかし、この高周波成分を外部の音源にサポート
させることによって、より容易に throat- sing
することができます。
 このような奏法の例は、モンゴルのホーミー演奏に
良く見られます。
ヨーチン(モンゴルのダルシマー)を伴うホーミー
や、馬頭琴を伴奏に用いるというものです。
(ガンボルト氏は馬頭琴を弾きながらホーミーを演奏
することもあります。写真参照)

(at ルネッサンス・マリア・テアトロ, Sapporo Nov. 30 1995)
 というわけで、以下は高周波成分を含む音がコンス
タントに流れている理想的な練習場所です;
- 車の中
 - 地下鉄の中
 - 地下鉄のホーム
 - 風呂場、銭湯
 - その他の「雑踏」なら大抵どこでも。
 
 これらの場所では、周囲のノイズによって、高周波成分
をサポートしてもらえるだけでなく、ドローンとしての「声」
を目立たなくすることが出来るため、メロディ部分だけが極めて
明瞭に聞こえます。(上達してくると、周囲の人に悟られずに
throat-singing を楽しめるようになります。)
 さあ、あなたもthroat- singer の道を突き進みましょう!
 どうぞ、
 
あなたの体験談をお寄せ下さい。
 Saga J Haruhiko
 thro@sings.jp