●物価のこと
その石鹸は1.5元(約20円)ぐらいだったろうか。ついでにここで物価のことを書いてみよう。
チョックさん親子に連れられてフフホト市内の高級デパートに行った時は、家電製品や高級な洋服は日本とほぼ同じ値段で売っていたのに驚いた。しかし、まぁこれはいわゆる「高級ブランド品」なわけで日常の金銭感覚とは全くことなる「別次元」の世界だった。
交通費全般は日本と比べると非常に安く感じる。例えば、北京−フフホトの飛行機は、ちょうど東京−大阪ぐらいの距離だが、片道500元(約7000円)だった。日本の国内線に比べると格安。ちなみに、これは非常に遠まわしに書いたJALとANAへのメッセージだ。熱いメッセージだ。叫びにも似たメッセージだ。
今回の旅の後半でシリンゴルという草原地帯に行くことになるのだが、その中心都市シリンホト市まではフフホト市から約560km。フフホト−シリンゴルの夜行草原横断鉄道は寝台付きで100元(約1400円)ほどだった。
フフホト市内のタクシーは初乗り区間「6元(約85円)」と明示してある。しかし外国人客に対しては「ここで止めて」と言った所から、もう1元メーターが上がるまで行き過ぎるというサービスが徹底しているので、常に1元(約14円)多くかかることを覚悟すること。それか中国語でどやしつけるか。・・・こればかりは筆談じゃダメだろう。紙に「猛抗議!」なんて書いて見せたところで、ね。。。ちなみに北京では初乗り10元(140円)と、ちょっと高めであった。
食事に関してはものすごく安い。小さな大衆食堂なら1人10元(約140円)も払えばお腹いっぱい。高級なレストランでも、例えば5人で300元(1人約840円)払えば、酒池肉林のゴージャスな宴会になる。しかも、フフホトのレストランは、モンゴル料理を取り込んだ中華料理(より正確に言えば、中華料理を取り込んだモンゴル料理を取り込んだ中華料理、かな)であるから、料理の並んだ円卓をぐるぐる回して、先のとがってない箸で食べる、まさに中華料理のフルコース風が楽しめる。
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嵯峨治彦
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