| 12/5(火) 福島ツアー4日目 「福島市 岩瀬書店八木田店」 |
| ●12/5(火) 福島ツアー4日目「福島市 岩瀬書店八木田店」 朝。ホテルから駅までは、佐藤さんが「用事(授業参観日?)のついでに」とわざわざ車で送ってくださった。郡山駅で再会を約束してお別れする。 駅から高速バスに乗って福島市へ出発。今回は移動のたびに何度も郡山市街地を通っているため、通りに面したいくつかの店の名前を覚えてしまった。気になったのが、「星」さんがやっているという易の店。算木と筮竹で占っても、星占い店なのだろうか。また、その店は、古本屋さんも一緒に経営しているようだが、古本を買うと、サービスで占ってもらえるのだろうか。札幌郊外の当別町には、食後に姓名判断をしてもらえる食堂―その名も、「占いサービス食堂」―があるのだが…。こういったことを止め処なく考えているうちに次第にまぶたは重くなり、うとうとしているうちに福島市につ着いた。 今回の福島ツアー5日間は、去る3月の福島市公演でお世話になった阿部一子(いちこ)さんが、各地のスタッフの方と連絡をとって計画してくれたのだった。今日と明日の2公演は、一子さんご自身に直接お世話になる。 一子さんとの待ち合わせの時間まで少しあったので、駅裏のデパートで時間をつぶした。クリスマス商戦まっただなかの喧騒は、プレゼントにどきどきしていた子供の頃を思いだして、いつも懐かしい感じがする。 一子さんが駅まで迎えに来てくれた。まずは先に明日の会場の下見をすませる。JA新ふくしまの学習センター。新しい施設。いろろな設備があるが、会場になるのは体育館のようなホール。PAも備え付きということだから、音量の問題はなさそうだ。 一子さんのご自宅は、広い農場の中に建つ瓦屋根の大きな家。通された居間には、仏壇とご先祖代々の写真が飾ってある。本州の古い農家の持つ独特の雰囲気に初めて接したというぽん田中は、興味深そうに、そして少なからず怖そうな面持ちで、ずらりと並んだ古い写真を眺めている。 都会暮らしの若き一子さん夫婦に転機が訪れたのは数年前のことだ。ある事情からご主人が、この長い歴史ある農家である実家を、突然つぐことになったのだ。農業そのものに関心があった一子さんは、喜んでご主人について来た。そして現在、一子さんは、農作業の困難や農村の古いしきたりと「巧みに」付き合いながら、活動的に農業を営んでいる。ご自身で発行されているペーパーには、果樹農家の暮らしが生き生きと紹介されている。また、そのほかに、読み聞かせのサークルの活動などにも、精力的に取り組んでいる。 岩瀬書店の八木田店へ。大きな売り場面積をもつ郊外型の書店の2Fに、本日の会場となる多目的ホールがある。3月の「草音云々ツアー」のときは、昼間に親子向け、夜に一般向けと、2回のステージがあった。おかげさまで両方とも予想を上回る大盛況だったが、多少混みあっていた感があった。そこで今回は、広報活動を適度に集まって頂けるぐらいにとどめ、どちらかというと大人向けの、落ち着いてじっくり聞いてもらえるものにしようということになった。PAは最初から使わない。照明は、天井にある移動式のライト(このスペースはギャラリーとしても機能する)を使用。ステージ背景のパネルには、一子さん夫婦合作のコンサート・タイトル(大きな紙に一子さんが墨で書いたもの。その紙はご主人が水たまりに落としてつけた風合いのある模様がついている)を貼って、なかなか雰囲気のよい空間が生まれた。開演少し前に、3月にお世話になった「風と木(ふうとぼく)」の丹治さん親子がご挨拶に来てくれた。 結果的には今回もずいぶん大勢の方が来てくれた。われわれ野花南の、「語りと音楽のユニット」としての歯車も、今までになく良くかみ合っていた感じで、とりわけぽん田中がパフォーマンス自体を楽しんでいることが聴衆にしっかり伝わっていたようだ。終演後は、モリン・ホールと金属口琴の体験コーナーを設けた。 郊外のファミリー・レストランで打ち上げ。阿部家のみなさん+中学の娘さんの同級生達と食事。この中学生3人娘の食欲は育ち盛りとはいえ凄かった。一人はスープバー、一人はドリンクバー、そしてもう一人はサラダバーを注文して、ローテーションを組んで何度もおかわりをしていた。(途中まで回数を数えていたが、やめた) 外は雪が降り出した。郊外のユース・ホステル「ATOMA」まで送っていただいた。 |
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のどうたの会 嵯峨治彦 nodo@ma4.seikyou.ne.jp