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ギター中林淳真&馬頭琴リポー
ジョイントコンサート

6/8(木) 午後6時会場 6時30分開演
会場 青木新聞店 山の手店地下ホール
(札幌市 山の手2条4丁目5−16)
(電話 011-644-4203 FAX 011-641-4981)
入場券 3000円 先着50名
 問合:山本 多恵子

〜プログラム〜
第1部 中村淳真ギター独奏
第2部 リポー馬頭琴独奏
<2重奏> G線上のアリア

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 リポーさんは無類の超絶技巧で知られるモリン・ホール(馬頭琴)の名手です。モリン・ホールが現代の楽器としての模索を始めている今日、彼の演奏は非常に重要なものです。まさに駿馬の駆け抜けるような躍動感溢れる演奏を、是非間近で聴いて頂きたいと思います。
 しかしながら、その超絶技巧も、彼の多様な表現のごく一部でしかありません。昔ながらのゆったりとしたテンポの伝統曲では、モリン・ホール本来の渋みのある音色をいかしきった、非常に深みのある演奏を聴かせてくれます。じっくりと奏でられる一音一音からは、まるで緩やかな草原の時間が流れ出すようです。
 モリン・ホールを演奏する者の一人として、彼の演奏からは出来るだけ多くのことを学んでいきたいと思っています。

 30年以上モリン・ホールを演奏している大ベテランのリポーさんですが、ステージでの大御所ぶりとはうって変わって、演奏をしていない時のリポーさんは非常にお茶目なおじさんです。昨年、ジョイント・ツアーをさせて頂いた時のことです。初めて見る北海道の大雪原で無邪気にはしゃぐ彼の様子は、まるで遊牧民の腕白坊主のようにもみえました。ははは。失礼。

 今回のリポーさんのライブは、僕も楽しみにしています。でも、たぶんリポーさん自身も北海道で演奏することをとても楽しみにしていると思います。広々とした風景、人々の暖かさ、打ち上げの楽しさ、そして美味い羊肉。。。リポーさんにとって、北海道はすでに「日本」以上の存在かも知れません。一年ぶりに北海道にやってくるリポーさんを大勢で迎えましょう!

喉歌とモリン・ホールの演奏家
のどうたの会代表

嵯峨治彦

リポーさんの公式サイトもチェック。

(三角山放送局の人気番組「ポカポカ」(トーク:鈴木一平&新田郷子)から依頼された、リポーさんライブへのコメントです。2000年5月17日に番組で紹介されました。)


のどうたの会事務局 e-mail: nodo@ma4.seikyou.ne.jp